街を歩くと必ずといってよいほど目にするのが、LEDビジョンです。様々な広告や情報伝達手段に利用されており、中には目を釘付けにするような映像表現を目にすることもあります。最も多く見かけるのが、平面的なLEDビジョンでしょう。商業施設内の壁面や屋外を中心に設置されていて、解像度が高いため細かな表現や文字表示などに優れています。
加えて既存の映像制作方法を使えるため、コストを抑えられるのも特徴です。LEDビジョンには平面的なもの以外もあります。例えばキューブ型は立方体に組み合わせることで同時に複数の面に異なる映像を表示することもできます。おしゃれな看板であったり、大型商業施設のコーナー案内などにもいようされています。
大都市圏の商業ビルなどで見かけるのが、LEDウォールです。壁面全体をLEDビジョンにより覆うことで、映画館のスクリーンのような迫力ある映像表現を可能にします。加えて窓のあるスペースをも有効活用できる透過型も見かけるようになりました。シースルー型とも呼ばれているビジョンは設置箇所の背景も見えるので、採光性にすぐれています。
特に窓のある場所や景観条例のある場所に採用されています。立体感ある映像表示を可能にした3D型も人気、ビジョンから飛び出すような臨場感ある演出をするため人の目を釘付けにします。現在では床面を利用した床用LEDビジョンもあります。歩行者や車両の通行できる耐久性に加えて、圧力を感じて色が変化したり波紋が生じるといった表現もできるようになりました。
これからも様々なスペースを有効活用により、可能性を広げてくれることでしょう。